グループPSA:2018年の売り上げ収入、販売台数、経常利益のすべてにおいて歴史的記録を残す

※この資料は2019年2月26日に本国発表されたリリースの抄訳です。

 

  • グループ全体の連結で対前年6.8%増の388万台の販売台数
  • 連結で対前年18.9%増の740億€(*1)の販売収入
  • PCD(*2)の自動車部門で対前年8.4%増の経常利益(*3)
  • OV(*4)の自動車部門で対前年4.7%増の経常利益
  • 対前年7.7%増で連結経常利益5兆6890億€
  • 対前年40.4%増で純利益3兆2950億€
  • 連結のフリーキャッシュフロー(*5)3兆5010億€、うちOVが1兆3570億€

グループPSA最高経営責任者のカルロス・タヴァレス氏は次のように述べています。「プジョー、シトロエン、DSオートモビルは5年連続して大きな成長を遂げてきています。ここにきて、これまでに掲げてきた戦略計画”Push to Pass”の第一段階を、素晴らしい実績で締めくくる時期に入りました。というのも黒字経営を維持していけることが証明されたからです。オペルとヴォクソールは、”PACE!”計画を掲げることで持続的な未来の基盤を築き上げ、今後のさらなるポテンシャルを発揮ことでしょう。我々は、向かい風がさらに強くなるこの時代、確実に“Push to Pass”の第二段階に突入しているのです。我々が掲げている、機敏に対応するお客様志向の社会責任に基づいた方針が、差別化を進めていることに疑いはありません」

次回の株主総会では、一株あたり0.78€の配当が提出される。

グループの2018年の連結売上は740億2700万€にのぼり、これは対前年18.9%増、また、2015年からの恒常為替レートで換算しても23.3%(*6)増に相当します。PCDの自動車部門での事業売上は430億2700万€と対前年5.6%増であり、これは主にプロダクトミックスによる効果(+4%)と販売台数と国別の実績の効果(+1.2%)、対法人売り上げ(+1.7%)と価格戦略効果(+1.3%)によるもので、これらすべてが為替変動による不利な影響(-2.7%)を相殺しています。OVの自動車部門での売上は、2017年の最終5ヵ月の72億3800万€に対し、2018年通年で183億600万€で締めくくられました。

グループPSA連結の経常利益は56億8900万€にのぼり、これは対前年比43%増となり、PCDの自動車部門の経常利益は+21.9%の36億1700万€とりました。この、プジョー、シトロエン、DSオートモビル部門の8.4%という記録的な利益率は、為替変動の障壁と原料コストの増加があったにもかかわらず、強化されたプロダクトミックス戦略と価格戦略を、引き続き並行して実施した経費削減に加えたことによって実現いたしました。OVの自動車事業での経常利益は、2017年最終5ヶ月の1億7900万€の損失に対し、2018年は8億5900万€にのぼります。

最終的にグループPSAの連結の利益率は2017年にくらべ1.3ポイント増加の7.7%となった。

当期連結純利益は32億9500万€となり、これは前年の2017年に比べ9億4800万€の増額。グループ株による当期純利益は、2017年の19億2400万€に対し、2018年は28億2700万€に達しました。

PSAファイナンス銀行は、前年比+48.6%に相当する9億3900万€(*7)の経常利益を報告ました。

Faurecia(フォルシア)の経常利益は12億6300万€で、これは対前年+9.3%です。

各ブランドによるフリーキャッシュフローは連結で35億100万€、そのうち13億5700万€はOVによるものです。

PCDの在庫は、独立販売店とインポーターを含め2018年末時点で485,000台となり、これは2017年の水準より4万台の増加となっています。OVの全在庫台数は独立販売店とインポーターを含め2018年末に195,000台となり、これは2017年末時点に比べて32,000台減となりました。

各ブランドの純流動資産は、2017年末で61億94万€に対し、2018年末時点で90億9800万€。

一株あたり0.78€の配当が、5月2日予定の次回の株主総会で提案され、合意決議にかけられ、支払い日は5月6日に予定されています。

市況:2019年には、グループとしては欧州での安定な自動車市場に対しラテンアメリカ地区で-1%、中国で-3% を予測し、ロシアでは+5%を予測しています。

今後の経営見通し:2016年~2018年のPush to Pass戦略計画で掲げていた目標を超えたことを踏まえ、グループPSAは2019年~2021年に向けて(オペルとヴォクソールを含む)以下のとおり、あらたな目標を掲げる。

自動車事業部門で平均4.5%以上の経常利益率(*8)を2019年~2021年をとおして実現すること

PSAは同時に、2019年~2021年の期間の配当性向を28%まで引き上げるというあらたな配当方針を設定すると発表いたしました。

参照:2018年会計報告はこちら

財務スケジュール
2019年4月25日:2019年度第一四半期収支報告
2019年4月25日:株主総会
2019年7月24日:2019年度中間報告
2019年10月23日:2019年度第三四半期収支報告

グループPSAは2018年12月31日付で連結財務報告を作成し、それは2019年2月18日に経営委員会によって審査され、その後2019年2月25日に監査役会によって承認されています。グループの監査役は監査を終え、その報告書は連結財務諸表に掲載。この年間実績の報告書と2018年の実績は、グループPSAのウェブサイト(www.groupe-psa.com)の“Finance”(財務)欄で参照することが可能です。

*1 グループの収入には2017年の8月1日よりオペルとヴォクソールの分も含まれています
*2 PCD=プジョー、シトロエン、DSオートモビル
*3 売り上げに対する経常利益
*4 OV=オペルとヴォクソール
*5 各ブランド(製造販売元)
*6 対2015年の恒常為替レート(OVは除く)
*7 PSAファイナンス銀行による全実績。
グループPSAの財務諸表には、合弁事業の実績も持分法で連結決算報告に組み込まれている
*8 総売上に対する自動車事業部門(PCDOV)の経常利益

PEUGEOT Press Contact

https://newsroom.groupepsajapan.jp/peugeot

Groupe PSA Japan株式会社
広報室
/ TEL:03-6412-7362 / pr@groupepsajapan.jp
報道関係以外のお問い合わせ / プジョーコール TEL:0120-840-240

PDFダウンロード 広報画像ダウンロード プレスキットダウンロード

関連情報