- 自動車ブランドとして世界初となる、ChatGPT標準装備を実現
- 2023年秋、欧州主要5か国でChatGPTを最初に試験導入した自動車ブランド
- 3月より、音声認識機能を導入している市場でアクセスが可能
【 2024年2月20日、フランス パリ発 】
DSオートモビルは、インフォテインメント「DS IRISシステム」に対するChatGPTサービスの試験導入を2023年10月に開始し、音声認識機能と組み合わせて車内で生成AIを楽しむことを可能にしました。
この試験導入により、音声認識の利用が50%以上増加したことを受け、DSオートモビルはChatGPTを標準装備します。
DS 3、DS 4、DS 7、DS 9の全モデルを対象とし、※ 3月から出荷するDS IRISシステムを装備するモデルにおいて、音声認識機能を導入している以下の18か国および13の言語で、この機能がインストールされます。
• ドイツ(ドイツ語)
• オーストリア(ドイツ語)
• ベルギー(フランス語、オランダ語、ドイツ語)
• デンマーク(デンマーク語)
• スペイン(スペイン語)
• フランス本土、グアドループ、マルティニーク、レユニオン(フランス語)
• アイルランド(英語)
• イタリア(イタリア語)
• 日本(日本語)
• ルクセンブルク(フランス語、ドイツ語)
• ノルウェー(ノルウェー語)
• オランダ(オランダ語)
• ポーランド(ポーランド語)
• ポルトガル(ポルトガル語)
• チェコ共和国(チェコ語)
• イギリス(英語)
• スウェーデン(スウェーデン語)
• スイス(フランス語、ドイツ語、イタリア語)
ユーザーは、まさにインタラクティブな旅のパートナーとなるDS IRISシステムと音声認識で対話し、あらゆる質問をできるようになります。いくつか場面を想像してみましょう。
「このエリアにはどんな観光スポットがありますか?」
「10歳の息子と一緒にいて2時間滞在可能なのですが、この城では何をするのがお勧めですか?その場所まで案内してください」
「この料理と一緒に何を飲むのがお勧めですか?」
「この場所を舞台に、この人物を主人公にして物語を創作してください」など…。
さらに、道路から視線を逸らしたり、ステアリングホイールから手を離したりすることなく、移動中に楽しんだり、様々なことを学んだりすることができます。
最高の移動体験を実現するために、ChatGPT機能はConnect Plus Packageの一部として提供されます。このパッケージにはモデルに応じて、コネクテッドナビゲーション、リモートコントロールおよびeリモートコントロール、コネクテッドアラーム、Send2Nav、さらにEV Trip Plannerまたはe-Routesも含まれています。このパッケージは、DSオートモビルすべてのモデルに3年間標準装備されます。
DSオートモビルCEOのオリヴィエ・フランソワは、以下のようにコメントしています。
「ChatGPTを自動車の世界に取り入れたパイオニアとして、私たちは柔軟かつ直感的で、没入あふれるアクセスが可能な生成AIを生み出し、あらゆる移動の機会をユニークな旅に変えていきます。DSオートモビルの使命は、お客様にユニークな体験を提供することです。」
Stellantis最高ソフトウェア責任者のイヴ・ボンヌフォンは、以下のようにコメントしています。
「試験導入の成功とお客様からの熱狂的な反響を受けて、私たちはChatGPT機能を標準装備する初めてのブランドになることを誇りに思います。DSすべてのモデルを皮切りに、間もなく他のStellantisブランドも続きます。」
試験導入は、2023年10月にフランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリスで開始しました。ChatGPTの標準装備は、自動車ブランドとして世界で初めての試みです。この機能は、SoundHound社AIによるChatGPT APIを介して動作します。
以上
※ 当リリースは、フランス パリにて2024年2月20⽇に発⾏されたプレスリリースの抄訳です。
本国プレスサイト:https://www.media.stellantis.com/em-en/corporate-communications
※ 日本導入は、4月中旬を予定しております。