Groupe PSA Japan株式会社(本社:東京都目黒区、社長:アンジェロ・シモーネ)は、9月16日(水)よりPEUGEOT(プジョー)ブランドのBセグメントコンパクトSUV、NEW SUV 2008および100%電気自動車のNEW SUV e-2008の発売を開始いたします。また、9月29日(火)19時よりプジョー公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/peugeotjapan/)にてオンライン発表会をおこないます。
2021年1月1日より価格改定を行いました。詳細は以下のリンクからご確認ください。
https://newsroom.groupepsajapan.jp/news/20211209_peugeot_price
2021年2月8日追記:2008のグレード呼称変更およびラインナップの変更がありました。詳しくはこちらをご覧下さい。https://newsroom.groupepsajapan.jp/news/20210208_2008gt_driveedition
あらたな時代にフィットしたモビリティライフを送りたいと願う、すべての人々のために、プジョーはここにあたらしいSUV 2008を発表いたします。UNBORING THE FUTURE(退屈な未来は、いらない。)というタグラインにあるように、エキサイティングな未来を創造するというプジョーのブランドヴィジョンをエンスージアスティックに実現するのが、このNEW SUV 2008です。まったくあたらしくなった、このコンパクトSUVは、多様性を秘め本能的、そしてウルトラモダンなドライビング体験を提供いたします。
NEW SUV 2008は、まごうことなきSUVのプロポーションを持ち、とりわけパワフルで個性的な、ひと目見てすぐにそれとわかるスタイルを持っています。また、そのスタイルには、テクノロジーを駆使して、立体視となる新世代のPEUGEOT 3D i-Cockpit®やプジョーが提供する最高のノウハウによってデザインされた機能性と各種ADAS(先進運転支援システム)を内包しています。
ローンチ時からマルチエナジーであることは、このNEW SUV 2008のあるべき姿のひとつであり、フル電動(BEV)と内燃機関(ICE)のきわめて効率的なパワートレインをお客さまは自由に選択することができます。そして、そのどちらを選んでも驚異的に刺激的なドライビングフィールを体験できることでしょう。
なぜなら、いま、世界はつねに変化しており、新たな課題が、自動車業界全体に答を求めているからです。今年で210年の歴史を持つプジョーブランドは、エネルギー移行の時代に向けて、冷静にコミットメントを追求しています。
プジョーのエキサイティングでパワフルな未来へのビジョンは、このNEW SUV 2008を通じて社会に提示し、さらに確固たるものとなります。つまり、テクノロジーの進化とモビリティの愉しみは、決して相反するものではないということ、クルマには驚くべき力があることを示しているのです。
“移動”を“旅”に変え、誰もが希求してやまない“ここではないどこか”へと誘うモビリティをプジョーは提供します。NEW SUV 2008は、コンパクトSUVセグメントの中心に颯爽と登場し、こんにちのプジョーブランドの成功 モビリティにおけるデザイン、テクノロジー、イノベーションへの貢献 を加速させるでしょう。
このNEW SUV 2008もまた、UNBORING THE FUTURE(退屈な未来は、いらない。)を押し進める原動力なのです。
NEW SUV 2008のデビューにあたり、プジョーCEOのJean-Philippe IMPARATO(ジャン-フィリップ・アンパラト)は次のようにコメントしています。
“NEW SUV 2008のダイナミックなルックスとドライブフィールに個人的に魅了され、そして驚きました。それは、もう純粋に爽快という他なかったからです!
信じられないほどの自由の体験であり、同時にプジョーならではのドライビング体験です。それは、私たちのエキサイティングな未来のヴィジョンには、ドライビングプレジャーがあるということを表現しています。100%電気でもガソリンでも、選ぶのはあなた次第です。あたらしいモビリティにおける喜び、幸せのかたちを選ぶのはあなた次第です!
あたらしいSUV 2008は、あなたの日々の生活をシンプルに美しくするテクノロジーと一連のサービスのかけがえのない友人となるでしょう。
ぜひ、その真価を見極め、そしてなによりもSUV PEUGEOT 2008を楽しんでください!”
NEW SUV 2008のスタイルは、彫刻的な造形の、パワフルで個性的な存在です。それは、プジョーのSUVの歴史にあらたな注目すべき1ページを追加するという野望を完璧なまでに満たしており、独自の個性を発揮しながら、こんにち求めれるスタイルに完全にマッチしたものとなっています。
バランスがとれたラインと全体的なプロポーションは、いかにもSUVらしいもの。ウィンドシールドをセットバックし、ボンネットはより水平基調に伸びやかに、力強いボディを創造しています。視覚的に重心がホイールにしっかりと乗ったスタンスのよいボディ、そして頼もしさと安心感を与えてくれるしっかりとしたショルダーラインを有しています。
フロントフェイスは、堂々とした垂直なグリル(GT Line、Allure、EVの3仕様。EVバージョンではボディカラー同色)、彫りの深いボンネット、ヘッドライトから下に向けて繊細に細くなっていくLEDデイタイム・ランニングライトを備え、NEW SUV 2008ならではのアイデンティティーに溢れています。下方向に伸びる牙のようなセイバー(サーベルの意)と呼ばれるLEDデイタイムランニングライトは508で初めて採用され、すでに新世代プジョーのあたらしいフロントフェイスのアイコンとなっています。またGT Lineではライオンの3本の爪痕をモチーフとしたフルLEDヘッドライトが彩ります。さらにフロントアンダーデコレーションがSUVらしいタフさを加えています。
サイドビューの見どころはなんといっても、ファセット(切り子)のようなシャープかつ大胆な面構成とハイライトとシャドーの対比でしょう。そこには前後フェンダーから車体中央に向かって伸びる三角形の2つの面が目を引きます。ボディパネル製造のさらなる技術向上の結果、これらラインは、いままで以上にシャープなラインを生み出し、テールゲートまでタッチを揃え、全体を通して高い統一感を生み出しています。
国内の立体駐車場に収まる1550mmの全高と伸びやかで流れるようなサイドビューは、SUVでありつつもスリークな雰囲気です。これは205mmと高めにとった最低地上高とブラックダイヤモンドルーフ&ブラックドアミラー&ブラックウインドウストリップ(GT Line)そしてブラックアウトしたCピラーによる視覚的相乗効果とセグメント最長クラスとなる2,610mmのホイールベースによるものです。スタイルは力強く、ホイールアーチを埋める17インチ大径ホイールがそれをさらに際立たせています。さらにNEW SUV e-2008の18インチホイールにはインサートが追加され、カスタマイズのしやすさ、大幅な軽量化(全ホイールで約4kg)、エアロダイナミクスの向上という3つのメリットを生み出しました。
リアに目を移せば、こちらでもプジョーのシグネチャーとなったライオンの爪痕をモチーフにした3つのLEDリアライトが、NEW SUV 2008の後ろ姿を特徴づけています。昼夜を問わず、リアには全グレードでこの3本爪のLEDテールがプジョーのSUVであることを主張します。加えて立体的な内部構造を持つこれには、近づいた際もその高い造形クオリティに目を奪われることでしょう。リアウインドウグラフィックスとベルトラインのキックアップによるダイナミズムはプジョー新世代SUVの幕開けを担ったSUV 3008との血脈を感じさせ、きわめてクリーンな美しい造形を見せてくれます。この力強くリアに向けて駆け上げるベルトラインは、そこに収まるブラックのガーニッシュで繋がれたリアテールライトと融合し、リアビューを引き締めます。そして、ICE版ではこのリアエンドのディフューザー部分にデュアルエキゾーストが備わります。
なお、NEW PEUGEOT SUV e-2008は、ICE仕様とは外観の以下の部分が異なっています。
・ボディカラーに合わせて塗装されたラジエターグリル
・ダイクロイックライオン(ライオンマークの色調が見る角度によって変化します)
・ドアミラー付け根のeマークとリアハッチのe-2008バッジ
・インサート付き18インチホイール(GT Line)
NEW SUV 2008は、グループPSA最新のコンパクトプラットフォーム、CMPによって、現行モデルに比べ、ボンネットが低く長く、よりタイヤが四隅に配された安定したスタンスを持つ美しいプロポーションが実現いたしました。サイズは全長で+145mm、全幅で+30mm、全高で−20mm、ホイールベースは+70mmとなり、よりスタイリッシュなデザインとなっています。特に全高は1550mmに抑え、多くの立体駐車場に適合しています。なおホイールベースの大幅な延伸にもかかわらず最小回転半径は5.4mとなっており、先代モデル(5.5m)より減少。ボディサイズの拡大によるユーティリティ向上にもかかわらず、日常での運用面ではさらに使いやすくなっています。
SUV(スポーツ・ユーティリティ・ヴィークル)として、リアシートおよびラゲッジスペースの使いごこちはきわめて重要な要素です。これらの広さは新プラットフォームCMP採用モデルで最大であり、この点が、NEW SUV 2008をとりわけ汎用性の高いSUVにしています。
ラゲッジスペース容量は、クラス最大級の434ℓ*。可動式のフロアボードを備え、ハイポジションにセットすることで荷室を上下に区切ることができます。さらに荷物がある際は、6:4分割可倒式のリアシートバックを倒せば、最大1,467ℓ*の空間が出現。リアゲートの開口部は低くて大きく、壁面もフロアもフラットです。リアシートの広さもまた、新プラットフォームCMP採用モデルで最大です。トランクスペースのモジュラー性はリアシートを折り畳むと実質的にフラットな床となるこの2ポジションフロアによって確保されています。
リアシートを立てた状態かつ高さをリアシートバックまでで計測した場合の434ℓ*は現行2008比+74ℓ、リアシートを倒して室内高までで計測した場合の1467ℓ*は+295ℓ*と大幅な向上を見ています。また、先にデビューしたコンパクトハッチバックNEW 208比ではそれぞれ+68ℓ*、+304ℓ*とSUVらしいユーティリティを提供いたします。
インテリアは、他にもさまざまな新しい収納スペースが用意されているので、日常的に必要なものはすべて納めることができます。従来のドアポケットとグローブボックスに加え、フロントセンターアームレスト下、シフトレバー前にも必要にして十分な収納スペースがあります。さらに、センターコンソール下部にも隠された収納スペースがあり、そこにはQi規格準拠のスマートフォン非接触充電エリアとそのカバーがあり、スマートフォンをスマートに収納することができます。
モデル名 | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース | 車輌重量 | 荷室容量(VDAL) |
NEW SUV 2008 Allure |
4305mm | 1770mm | 1550mm | 2610mm | 1270kg | 434ℓ |
NEW SUV 2008 GT Line |
1270kg(1300kg*) | |||||
NEW SUV e-2008 Allure |
1580kg | |||||
NEW SUV e-2008 GT Line |
1600kg (1630kg*) |
*パノラミックサンルーフ(オプション)装着車
※サイズ表は2020年9月16日追記いたしました。
NEW SUV 2008のインテリアは、自動車におけるUI/UXの革新、PEUGEOT i-Cockpit®の新世代バージョンである3D i-Cockpit®が採用されています。登場以来500万人以上のドライバーから支持を得ているi-Cockpit®は、小径ステアリングホイールを採用することで、ステアリングの上からメーターを確認することによる視線の確保、肘が下がり脇を締めたコンパクトなドライビングポジションによるステアリング操作の少ない動線など、優れた資質を持っています。この本質的なコンセプトはそのままに、NEW SUV 2008では、さらに五感でときめくようなエルゴノミクスを実現しています。
ホログラムのように情報を立体視で映し出すデジタルヘッドアップインストルメントパネルは、ドライバーにとって必要な情報を重要度に応じてレイヤー化表示したものです。このことで運転時のドライバーの情報に対する反応性が約0.5秒向上(プジョー調べ)します。NEW 208で初めて搭載されたこのPEUGEOT 3D i-Cockpit®は、BセグメントSUVにおいても真のイノベーションを起こしているといえるでしょう。効率性、見やすさ、安全性においてつねに最高レベルにあり、あらゆる面で運転環境を改善します。
NEW SUV 2008のPEUGEOT 3D i-Cockpit®は、以下の3つのレイヤーから成り立っています。
視覚ゾーン:すべての情報を見やすく、ドライバーの視界の中に注意深く配置。ステアリングホイールより上のゾーンは視覚を司っています。ステアリングホイール奥の3Dデジタルヘッドアップインストルメントパネルには、ホログラムによる情報投影が行われ3次元表示がなされています。
操作ゾーン:ステアリングホイールの横から下のエリアは、物理的なスイッチを配して実際に手で操作するゾーンとなります。すべての素材は手触り良く、各パッド、パーツのクリアランスは今まで以上に詰められ、コンパクトSUV随一ともいえる精緻な印象をもたらします。ダッシュボードには508同様ソフトバッドが、中央部にはカーボン風の装飾が施されています。
ボディゾーン:居住空間は乗員を包み込むようなコックピットの感覚を与えるようにデザインされており、パーソナル感、安心感を醸し出します。シートはいずれの仕様でも体幹と腰をしっかりと支え、快適なドライブを文字通りサポートします。
操作ゾーンのセンターコンソールには直感的操作を助けるトグルスイッチが配されています。7インチタッチスクリーンで操作するエアコン、オーディオなどのショートカットの役割を果たしており、新たにエアコンのMAXボタンが加わりました。クラスのスタンダードを超越する緻密さと質感を備えたインテリアは、随所に用いられたアルカンタラ®やテップレザーなどの洗練されたタッチの素材やダッシュボードのソフトパッドなど、視覚のみならず触感においても、豊かな表情を見せてくれます。ドアパネルとダッシュボードのインサートはカーボン調のテクスチャーとなっており、ここでも素材と質感の違いが造形とあいまって視覚的なユニークさや遊び心を添えています。EAT8のギアボックス・コントロールはいわゆるドライブ・バイ・ワイヤで、簡単かつ直感的な操作を可能。また、必要に応じてドライバーがすぐにシフト操作ができるようにステアリングホイールにはパドルが備わっています。
シートもまた、多様性を秘めています。GT Lineにはホールド性の高いダイナミックシートを装備。スポーティドライビングをしっかりと支えます。シート素材にはアルカンタラ®&テップレザーを採用しており、ドライブトレインに応じて色を変えてあります。NEW SUV 2008はダークグレー、NEW SUV e-2008はライトグレーのアルカンタラ®をあしらい、ステッチパターンもそれぞれの個性を反映しています。GT Lineではダッシュボードからフロントドアにつながるインテリアアンビエンスランプを設定。7色のなかからドライバーの好みや気分でその日のナイトドライブを彩るに相応しい色を選ぶことができます。Allureには、快適性を重視したコンフォートシートをセレクト。ファブリック&テップレザーのシート素材がカジュアルかつアクティブなテイストです。
すでにNEW 208でその価値観を提示し、話題をさらったTHE POWER OF CHOICEのフィロソフィーをプジョーはNEW SUV 2008でも打ち出します。NEW SUV 2008とってICE(Internal Combustion Engine=内燃機関)とEV(電気モーター)は対等な存在です。機能、装備、スペースなど自動車としての基本を同等とした上で、ユーザーのライフスタイル、使用状況、好みなどに応じて自由に選んでいただくことが可能です。つまり、従来の一般的なイメージであるガソリン車が普通の自動車、EVが高価格車、高級車という考えを払底します。これこそが、Groupe PSAが提案する実際に購入し、日々の生活を共にするなかで月々の所有コスト/運用コストを同等にするTCO(Total Cost of Ownership)コンセプトです。
このコンセプトは、Groupe PSAの最新世代の車両プラットフォーム CMP (Common Modular Platform) の上に成り立っています。このBセグメントおよびCセグメント専用のあたらしいプラットフォームは、その名が示すように、ディメンジョンとパワーユニットのバリエーションに高い柔軟性を備えています。その最大の特徴は居住空間、ラゲッジスペースなどを限りなく同一にしつつ、BEV、ICEのすべての動力源に対応しており、お客様はICEまたは電気モーターのいずれかのパワートレインを自由に選んでいただけることです。
このあたらしいプラットフォームはNEW SUV 2008のCO2排出量の抑制に多大な貢献をしています。
また、CMPによって快適性と安全性が大きく向上いたしました。
なお、EVバージョンの場合、リアサスペンションのトーションビームに重量増による横方向の負荷に対応するためパナールロッドが追加されています。
※CMPの詳細な資料は別紙「GroupPSA_CMP資料抄訳」をご参照ください。
NEW SUV 2008のガソリンモデルのパワートレインは定評のPureTech 1.2ℓターボエンジンの進化型を搭載しており、最高出力130ps、最大トルク230Nmを発揮します。このエンジンは世界各国の自動車評論家やジャーナリストの投票によって決められるインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーで2015年の登場以来5年連続で選出されたマスターピース。いままでの3気筒のイメージを覆す低振動、低騒音とドライバーの意図に忠実なトルクデリバリーに定評があります。GPF(ガソリン・パーティクル・フィルター)を装着し、排ガスのクリーン化とともに燃費を改善しています。BセグメントSUVにして19.2km/ℓ(JC08モード)、17.1km/ℓ(WLTC)という優れた燃費は、エンジンはもちろんのこと、CMPとBセグメントSUV最多段数(2020年9月現在)となる電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8による相乗効果です。
ドライブモードはエコ、ノーマル、スポーツから好みや状況に応じて選べます。さらにSUVらしく、日常からエスケープするためにラフロードを行くという選択肢をドライバーに用意すべくGT Lineはアドバンスドグリップコントロールを搭載。ラリーフィールドで鍛えたノウハウによる制御アルゴリズムで、あらゆる路面で最適なトラクションを確保。さらにこれは急な斜面でも確実に降りられるようにヒルディセントコントロールと統合制御されます。
NEW SUV e-2008は、100%電動パワートレインを搭載した日本で初めてのBセグメントコンパクトSUV(2020年9月現在)です。電気モーターは最高出力136ps(100kW)、最大トルク260Nm、搭載バッテリーは50kwh。JC08モードで385kmの航続距離となっています。自然吸気ガソリンエンジンで2.6ℓ相当の最大トルク260Nmのゼロ回転から発生させ、瞬時の応答性を発揮するこで誰もが運転しやすく、かつ刺激的なドライビング体験を約束します。エモーショナルなドライビング体験はICEでもEVであってもプジョーにとって極めて欠かせない要素です。それは自動車業界が100年に一度の変革期、エナジートランジションの時と言われている中でもモビリティにとって必要なものであると考えているからです。“UNBORING THE FUTURE(退屈な未来は、いらない。)”というヴィジョンのコンパクトSUVにおける具体像がこのNEW SUV e-2008なのです。
NEW SUV e-2008は3つのドライビングモードを用意しています。
また、ブレーキモードはふたつの選択が可能で、ドライバーはギアシフターの操作で望みの回生ブレーキ強度を選ぶことができます。
50kwhリチウムイオンバッテリーは、液冷ヒートポンプで充放電時のバッテリー温度の管理と最適化を図っています。このバッテリーは一個当たり約13.1kgのモジュールを18個組み合わせ、総体積約220ℓ、重量約350kgのこのバッテリーユニットを前席座面下、後席座面下、センターコンソールなどに車体を上から見たときにH型に、重量配分を考えて巧みに格納されています。ICE、EVに両対応するCMPのおかげで居住空間、ラゲッジスペースは基本同等となっています。
EVは最大走行距離が注目される傾向にありますが、シティコミューターとしてのランニングコストの低さ、運転のしやすさ、コンパクトさもまた重要です。50kwhのバッテリー容量は日本のユーザーの一般的な自動車の使用状況で充分な走行距離を確保できており、各充電設備で随時充電することで利便性を確保できるようになっています。バッテリーの保証は8年、16万キロとなっています。
現代のモビリティを語る上で、安全性は極めて重要です。NEW SUV 2008は安全性と先進運転支援システム(ADAS)に関して、これまでのBセグメントSUV、コンパクトSUVの基準を凌駕する充実度を誇ります。装備とテクノロジーレベルはプジョーのフラッグシップ508に肉薄しており、さらにアクティブセーフティブレーキなど基本機能は全グレードに標準搭載。オプション等で費用を追加する必要がないことも特筆すべき点です。
アクティブセーフティブレーキ
508同様の最新世代アクティブセーフティブレーキです。508同様、自動車、二輪車、歩行者、夜間検知に対応しています。※全車に標準装備
アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)
前車が完全停止したのち3秒以内に再発進すればアクセル操作無しで追従します。3秒以上経過した場合はワンアクションで設定速度まで回復。渋滞時の加減速にも対応しています。
※全車に標準装備
レーンポジショニングアシスト
左右の車線の任意の左右位置(無段階)をドライバーが選び、その白線から一定の距離を保ったまま走行可能です。一般的には左右両車線の中央をキープしますが、本システムは、左右車線内のドライバー任意の位置をキープ。好みや例えば右側は工事でガードレールが迫っている場合にやや左寄りを走る……など乗る人の感覚に寄り添った制御ロジックが特徴です。ほぼ全速度域でステアリング補正を実施。アクティブクルーズコントロールとともに先進的な運転支援をドライバーに提供します。
※全車に標準装備
レーンキープアシスト
約65km/h以上の速度で走行中、車載カメラが車線を検知し、ウィンカー操作がない状態で車線からはみ出しそうになると、自動的にステアリングに反力発生、元の車線へと戻します。
※全車に標準装備
アクティブブラインドスポットモニターシステム
走行中、斜め後方のブラインドスポット(死角)に存在する後続車輌を超音波センサーが感知。ドアミラー内にオレンジ色の警告灯を点灯させます。さらに後続車輌の進路に入ろうとした場合は、ステアリングの反力によって車線変更を抑制します。※GT Line
インテリジェントハイビーム
ルームミラー部に取付けられたカメラが常に前方の状況を分析。先行車や対向車の有無、照明の状況などにより、ハイビームとロービームを自動的に切り替え、対向車を幻惑することなく、常に最適な前方視界を確保します。※GT Line
トラフィックサインインフォメーション
制限速度および進入禁止に関する道路標識をマルチファンクションカメラが読み取り、インストルメントパネルに表示。制限速度はドライバーが任意でクルーズコントロールまたはスピードリミッターに連動させることが可能です。※全車に標準装備
フロントソナー/サイドソナー/バックソナー/ワイドバックアイカメラ
フロント、サイドおよびリアの近接ソナーを備えています。ワイドバックアイカメラはバックする際に車輌後方の状況をタッチスクリーンに投影し、またステアリング操作による距離や車輌の進行方向の表示、および俯瞰映像により精度の高い表示を提供します。また後部近接ソナーを備えています。※サイドソナーはAllureには非装備
プロキシミティスマートキー
車輌が近接するキーを検知することでドアのアンロック/ロックを行う一歩進んだキーレスエントリーシステム。ロックは2m以上離れると作動、アンロックは1.5m以内に近づくと作動します。バッグやポケットに入れたキーをまさぐる必要がないのでエレガントに乗り降りができます。※全車に標準装備
ふたつのLEDヘッドライト
GT Lineは三本爪をモチーフにしたLEDラインを備えたハイパフォーマンスなフルLEDヘッドライトを、AllureはLEDならではの効率、明るさ、デザイン性を備えたLEDヘッドライトを装備しています。
Peugeotミラースクリーン
Apple CarPlay™、Android Auto™に対応するスマートフォン接続機能。対応ナビゲーション/マップアプリやオーディオアプリを直感的に使用できます。
スクリーンはともに欧州仕様
USBポート(Type-CおよびType-A)
必須装備となっているUSBポートはセンターコンソールにPeugeotミラースクリーン対応のType-AとType-C(充電のみ対応)を各1つずつ設置。後席にも充電用Type-Aが2つ装備されており、現代のデジタルライフスタイルに対応しています。
NEW SUV e-2008に搭載されているバッテリーは50kWhです。JC08モードで最大385kmの航続距離を実現。エアコンと連動した液冷式ヒートポンプによってバッテリーの温度を最適に管理し効率的な急速充電と長い航続距離そしてバッテリーの長寿命化を実現しています。これらにより、気になるこのバッテリー寿命に関して8年間または160,000kmの走行が保証されます。また、数週間放置しても通常はバッテリー容量が大きく低下することはありません。
NEW SUV e-2008では、3つの充電モードを設定いたしました。カスタマーの日常的な使用状況に併せて柔軟に運用できるように配慮されています。
コンセント型普通充電
車輌に標準搭載されている3kW 15A 200Vケーブルにて充電。
100%充電:約18時間
50km充電:約4時間
ウォールボックス型普通充電
6kw / 200Vのいわゆるウォールボックス型普通充電器での充電です。
100%充電:約9時間
50km充電:約2時間
CHAdeMO(チャデモ)急速充電
50kw
80%充電:約50分
いずれの方法によっても、50km走行距離分のつぎ足し充電を行うことで日々の運用において充分な実用性を備えています。※充電時間はあくまで目安です。
3kW 15A 200V充電ケーブル(標準搭載)
NEW SUV e-2008 はスマートフォンのアプリを利用したeリモートコントロールというEVならではの機能を実装しています。スマートフォンにダウンロードした無料のMyPeugeotアプリ(iOSおよびAndroid OSに対応)の操作によりリモートチャージングとプリコンディショニングの操作が可能です。
リモートチャージング
リモートチャージングは充電器に接続されているNEW SUV e-2008に対してスマートフォンから充電操作ができるものです。
充電状況の確認(ON-OFF、普通・急速充電、充電レベル、速度、満充電残り時間)
充電予約(設定した時間に充電を開始する)
プリコンディショニング
遠隔で室内のエアコンディショニングを作動させることができる機能です。プリコンディショニング時は、つねに21度の設定となり、室内を快適な状態で約10分間キープします。作動条件は50%以上の充電状態、イグニッションOFF、車輌ロックの条件がすべて満たされている場合に限ります。
遠隔操作で車輌室内のエアコンを作動(ON-OFF)
エアコン動作予約(時間、曜日をスケジュール)
TCO(Total Cost of Ownership)という考え方は、自動車としてEVとガソリン車が分け隔てないというNEW SUV 2008 / SUV e-2008ならではのコンセプトです。これはEVとガソリン車で月々の所有コストを同程度に抑えることで、お客様の好みに合わせた選択の自由を提案するものです。車輌価格、エネルギーコスト、保険代、メンテナンスコスト、税金、補助金、ローン金利など、EVが有利な項目、ガソリン車が有利な項目を含め全体を計算し、双方がそれほど変わらないことをお客さまにご理解いただき、ガソリン車とEVを対等に検討いただけるようにと意図しています。
※上記は試算の一例であり、お客様の使用状況や地域などによって変わります。
モデル名 | ボディ | パワートレーン | トランスミッション | 税込価格 |
NEW SUV 2008 Allure |
5ドア SUV | 1.2 ℓ直列3気筒ターボ 90kW/5,500rpm(130ps) 230Nm/1,750rpm |
8速オートマチック EAT8 |
¥2,990,000 |
NEW SUV 2008 |
5ドア SUV | 1.2 ℓ直列3気筒ターボ 90kW/5,500rpm(130ps) 25Nm/1,750rpm |
8速オートマチック EAT8 |
¥3,380,000 |
NEW SUV e-2008 Allure |
5ドア SUV | 交流同期電動機 100kW/5,500rpm(136ps) 260Nm/300−3,674rpm |
オートマチック | ¥4,290,000 |
NEW SUV e-2008 GT Line |
5ドア SUV | 交流同期電動機 100kW/5,500rpm(136ps) 260Nm/300−3,674rpm |
オートマチック | ¥4,680,000 |
NEW SUV 2008 Allure
NEW SUV 2008 GT Line
NEW SUV e-2008 Allure
NEW SUV e-2008 GT Line
・LEDヘッドライト
・17インチアロイホイール
・Peugeot 3D i-Cockpit
・プロキシミティスマートキー
・電動パーキングブレーキ
・スーパーティンテッドリアガラス
・ルーフレール
・パドルシフト
・Peugeotミラースクリーン
・ファブリック&テップレザーコンフォートシート
SUV 2008 Allureに加え
+フルLEDヘッドライト
+GT Lineフロントグリル
+ブラックダイヤモンドルーフ
+ブラックデザインパーツ
+アドバンスドグリップコントロール
+フロントシートヒーター
+アルカンタラ&テップレザーダイナミックシート
(パノラミックサンルーフオプション)
ガソリンエンジン版SUV 2008 Allureに加え
・カラード Sportyグリル
・eリモートコントロール
(リモートチャージング、プリコンディショニング)
・EV専用デザインパーツ
(カラードフロントグリル、ダイクロークライオン、
“e”エンブレム)
・充電ケーブル 3kW 15A 200V(普通充電用)付属
SUV e-2008 Allureに加え
+フルLEDヘッドライト
+ブラックダイヤモンドルーフ
+ブラックデザインパーツ
+フロントシートヒーター
+18インチアロイホイール
+アルカンタラ&テップレザーダイナミックシート
(パノラミックサンルーフオプション)
※SUV e-2008にはパドルシフトおよびグリップコントロールはありません。
ボディカラーは全6色展開です。NEW SUV 2008 / SUV e-2008専用メタリック系新色であるフュージョン・オレンジ、3コートで極めて明瞭性高く鮮やかなヴァーティゴ・ブルー、カラードトップコートでハイライトとシャドーのコントラストが美しいエリクサー・レッドの3色に、オニキス・ブラック、アルタンス・グレー、パール・ホワイトとなっています。
***メタリックペイントオプション¥71,500
**メタリックペイントオプション¥49,500
7月14日追記:プジョーのEVおよびPHEV各モデルのCEV補助金についてはこちらをご参照ください。
https://newsroom.groupepsajapan.jp/news/20210630_peugeot_ev_subsidy
NEW SUV 2008 / SUV e-2008 オンライン発表会を9月29日(火)19時よりPEUGEOT公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/peugeotjapan/)にて開催いたします。
9月下旬より放送予定のNEW SUV 2008/SUV e-2008のCMソングには、結成20周年を迎えた3人組ユニットPerfumeのNEWシングル「Time Warp」を起用します。これは、NEW SUV 2008/SUV e-2008とPerfumeの、それぞれが持つ最先端テクノロジーのイメージの共鳴を狙ったもの。さらに日本で幅広い世代から人気のあるPerfumeを起用することで、プジョーをより身近に感じていただくことを意図しています。フランスのプジョー本社で制作されたCM映像とPerfumeの「Time Warp」をテーマにしたコラボレーションをお楽しみください。盛り上がる日本のコンパクトSUV市場に、NEW SUV 2008/SUV e-2008は最先端テクノロジーと目を引くスタイリングによる「攻めの次世代コンパクトSUV」という価値を訴求します。
NEW SUV 2008 / SUV e-2008 新TVCM/WEBCM概要
タイトル:
「NEW SUV 2008 / SUV e-2008 Time Warp 篇(45秒/30秒/15秒)」
TVCM楽曲:
Perfume「Time Warp」
放送開始:
9月下旬より
NEW SUV e-2008の導入に合わせて、株式会社ジャックス(本部:東京都渋谷区、代表取締役社長:山﨑 徹、以下「ジャックス」)と共同で「EV 1.52%特別低金利」を設定いたしました。2020年9月16日(水)より全国のプジョー正規販売店でご利用いただける各種ファイナンス商品にこの「EV 1.52%特別低金利」が適用いただけます。
このEV向け1.52%特別低金利の導入により、EVとガソリン車をより自由に選んでいただくことを狙いとし、THE POWER OF CHOICEのフィロソフィーの実現に取り組みます。
なお、このEV1.52%特別低金利はe-208も対象となり、PSA・パスポート、PSA・ツーステップ・プラン、PSA・バリアブル・プラン、PSA・オートローン、すべてのプランに適用されます。
※ガソリンエンジン車・ディーゼルエンジン車は従来通り通常2.39%となっております。
プジョーのSUVモデルラインの正式表記について変更がございます。SUVラインである4桁モデル名(2008、3008、5008)に関しまして、現行モデルに関して数字の前にアルファベット大文字でSUVを加えたものを正式名称とさせていただきます。
例
2008→SUV 2008、3008→SUV 3008、5008→SUV 5008
表記について
SUV▲2008
※SUVは半角英語大文字、▲は半角スペース、2008は半角英数となります。
読み方について
SUV 2008(エスユーブイ ニーマルマルハチ)
※英数字0(ゼロ)の発音は「マル」となります。
・ブランド名:PEUGEOT(カタカナ表記/読み方:プジョー)
・モデル名(車名):SUV 2008
・ブランド名と車名を続ける場合:PEUGEOT SUV 2008
※公式カタログおよび公式サイトでは、一部キャッチコピーやタイトル的に表記してある場合に関して
NEW SUV PEUGEOT 2008という表記もございます。
9月16日追記:NEW SUV 2008のデリバリーは10月中旬以降、NEW SUV e-2008のデリバリーは11月以降を予定しております。
※Apple CarPlayは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。
Android Autoは、米国およびその他の国で登録されたGoogle Inc.の商標です。
アルカンタラは、東レ株式会社のイタリア子会社Alcantara S.p.A.の商標です。
※写真は一部欧州仕様車が含まれます。
*本リリースにおける「電動化」(英語:electrifiedなど)は、動力源として、ICE(Internal Combustion Engine:内燃機関)に加えて電気を使用したハイブリッド(HEV)、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)などを含む表現です。必ずしもバッテリーと電気モーターのみを動力源とした電気自動車(BEV、フルEV)だけを指すものではありません。
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PEUGEOT
顧客へのブランドのコミットメントは、爽快で情熱に満ちたドライビング、個性的なデザイン、そして 妥協のない品質を示しています。これらのDNAは、プジョーの全てのモデルに注がれています。プジョーは世界へ向けて多彩な商品を提供するメインストリーム・ブランドを目指し、緻密なデザイン、高い品質水準、そしてエモーションを融合しています。1889年に始まったブランドの歴史は、2017年ダカールラリーにおける3008DKR の歴史的な1-2-3 フィニッシュによって新たな栄誉を獲得、2018年も総合優勝を果たし3連覇を達成。UNBORING THE FUTUREの新ブランドタグラインは、テクノロジーに支配されるのではなく、未来においても感動に溢れたクルマ創りを続けていくというプジョーの決意を表しています。